記憶、音について。

こんばんは！

先日、背中の腫瘍を取るのが怖すぎて気絶しかけました。
看護師さんにメチャクチャ笑われましたが、怖いもんは怖いです・・・（T－T）
手術の経験とかありますか？！意外と麻酔が痛いんですよね！麻酔が！！

ちなみに腫瘍は英語で　tumor　といいます。できたのはひとつだけだったので、a tumor　ですね。


ここで、前回メールをくださったuquitさんの質問がよかったので紹介させてください。

>>

ビジネスとかの真面目なシーンでの単語（例えばbalance sheetとか ）って絵に表せないと思うんですけど、こやつらを覚えるにはどうすれば良いのでしょうか（汗）

 

回答です。
確かに、経済用語など、物体でないものは絵に表しにくいですね。
そういった場合はまず、できるだけ文にしてみましょう。例えば上記のbalance sheetなら、

「私は貸借対照表(balance sheet)を作る時、資産から書き始めます。」
When I make a balance sheet, I began from writing down the assets.

となります。できればbalance sheetもエクセルの表みたいなイメージでかまわないので、絵に描けるようイメージを固めておくとよりいいですね。
そうでなくても、文を考えて作りましょう。これも絵に描けばさらに記憶は強いものとなります。

注意すべきは、毎度おなじみになってきましたが、自分にまつわる情報（僕は実際に資産から書き始めます）や、関連用語(ここでは資産「assets」)を入れていくことです。

他にこんなのは？というのがありましたら下のコメント欄、有り難いご意見からお願いします☆


さて、今回は「音」についてです。

実は文章を読む際、大半の人の脳では、声に出して読んでいるのと同じはたらきが起きています。
つまり、声は出ていないけれど、音読している、ということです。

この現象を逆手にとってしまいましょう(^O^)/
英単語を見た際に、どう発音するのかが素早く思い出せれば、その英単語を読むのにかかる時間が短くなります。
そして次の英単語にいち早く移ることができます。そうすればまた次の単語が読め、その先も・・・ってな具合です。読む速度が増すだけでなく、以前紹介したように「音」で記憶も強まっていれば、意味も速く理解できます。


ではどうすれば、英単語を見て、発音を思い出すスピードがあげられるのでしょう？
正直に申しますと、こればかりは回数が一番ものを言います。

「音」に限らず何でもそうなのですが、1000回アウトプットすればある程度身につく、と言われています。
心配しないでください。ひとつの単語を1000回唱えろ、ということではありませんから。笑

ひとつの単語につき、通算1000回は出てくるように、いろいろな文をたくさん声に出して読めばいいのです。
僕らの普段使っている日本語の単語も、ほとんどは1000回以上発音しているものですよね。
しかしまれに1000回も発音していない単語が出てくると、それを読んだり理解したりするのには少々時間を要するのがわかると思います。
よくわからない人は新聞を音読してみてください。どこかで詰まる場所や、数回読み返したくなる場所があるはずです。その文章の中にはおそらく1000回発音していないと思われる単語が一つ以上入っていることでしょう。

日本語でも全ての単語や文をスムーズに読める必要はないように、英語もそうです。
ただその場合には、当然スムーズに読める部分が多ければ多いほど読みやすくなるのです。


今回は結構体育会系のノリのような学習法だったでしょうか。
一つだけ押さえておいていただきたいのは、「読む」ということです。これが「書く」ということだったならば、苦行のようにツライ作業になるでしょう。
しかし「読む」のならば、そんなに時間もかかりません。腕も手も、どこも痛くなりません。どんどん読んでください。

次回は小ネタですが、より楽に読むコツをお伝えします。

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